六麓荘の傾斜地に建つ、三層の住宅である。 既存の植生を残しつつ、厳しい法規制の中で高さを確保し、東南方向に開かれた眺望を生かすこと、がテーマとなった。 大きく張り出したデッキと庇、そしてそれらを貫くように設けられた暖炉を形づくる石の壁。 六麓荘という稀有の住環境の中で、自然に溶け込む、のびやかな建築を目指した。
所在地 兵庫県芦屋市
主要用途 社宅
構造 S造
規模 地下1階地上2階建
敷地面積 707.7㎡/214.1坪
建築面積 203.1㎡/61.4坪
延床面積 598.8㎡/181.2坪
設計監理期間 2006/1~2007/3
施工 ㈱谷安組